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  • 執筆者の写真静御前歴史保存会

鈴ヶ神社別当の妻、クニ子のこと


静御前とクニ子は、魂のつながりがあるようです。そのつながりがあるゆえに、鈴ヶ神社を祀る橋本家に嫁入りしたのでしょう。静御前が旅をしていた時、クニ子は世話係だったようです。ですが旅の途中暴漢に襲われたとき、静御前を身を挺してかばったクニ子は死んでしまったようなのです。それだけ静に忠実だったクニ子の魂は、800年と数十年後、静御前を祀る鈴ヶ神社を守る使命を与えられたようです。

静御前をまつってから800年。クニ子が橋本家に嫁いだころは、小さな社でした。小さいながら地域に大事にされていた社でしたが、1948年9月のアイオン台風が、お社を壊してしまいました。残骸だけの鈴ヶ神社を今のように再建させた代が、今の別当夫妻でした。

長い年月のなか、今世がとても重要なカギであったろうと思います。そんなクニ子も、当主も80才を超えました。今年、参道を今より安全な道にする計画を立てています。全国各地から愛の手が差し伸べられています。別当家にとっても長年の願いが成就されようとしています。深い愛が結集された参道建設が、これからはじまりを迎えようとしています。

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