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箱石判官神社
岩手県宮古市箱石
鈴久名に隣接する箱石地区の判官神社
神社から5キロほど下ったところ、同じく岩手県指定となっている、義経北行伝説の一つ、「判官神社」がある。判官神社とは、武将九郎判官義経を祀った神社である。
棟礼には鞍馬寺の毘沙門天のこともかかれており、かつてはお堂の中に安置されていたというが、とおの昔に盗難にあい拝顔しかねるのが残念である。
この判官神社別当は、場所を同じくして箱石の山名家がそうで、山名家が今に伝える話しはこうである。
先祖は遠野から兄弟3人で当地に来られ、3人はそれぞれ川井(旧川井村川井地区)、片巣(旧川井村箱石内片巣地区)、そして長兄は箱石(旧川井村箱石地区)に留まり現在に至る。
そのとき背負ってきたのが鞍馬の毘沙門天であった。
義経が北行の際各地に足跡をのこしている一つで、岩手県は川井村の箱石、青森県八戸、そして北海道乙部などである。牛若丸が遮那王と呼ばれ幼少時代過ごした京都の鞍馬寺には、魔王尊、千手観世音、そして毘沙門天の三尊尊天が祀られている。この山名家とは源氏の一族ではともいわれており、義経北行の際同行した中に、山名駿河守義信というものいる。
山名家自宅の奥間には義経が北海道に旅立つ際に置いていったという仏像が大きな丸柱の間に安置されている。
義経一行の旅の無事を祈願してくれるようにと託された山名家では、依頼800年の時を越えてもなお義経を忘れることなく今に伝えている。
判官神社 奥宮
義経の彫った木彫りの像を安置
義経が彫ったといわれている像
義経の立像
箱石地区の義経伝説: 全商品のリスト
箱石地区の義経伝説: 画像
奥宮内
信頼と安定
馬に乗っているのは北の方かもしくは静御前かと思われる
箱石地区の義経伝説: ようこそ!
山名家の仏像
山名家にて所蔵の仏像
義経が京都から持ち込んだとされる仏像群
箱石の山名家に7日間ほど滞在後、北に旅立つ際に、山名家に託していったもの。この仏像を託すにあたり、旅の祈願をしてほしいと義経が頼んだのだという。
箱石地区の義経伝説: ようこそ!
箱石地区の義経伝説: 画像
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義経ゆかりの判官神社 棟札
源九郎判官の記録あり
(1699年)元禄12年3月 筆者 八木澤村 文珠院快玉が記した棟札は
判官堂は源九郎義経を祀ったものであり、古くは鞍馬の毘沙門天を祀ったお堂もあったと記されている
ほかに、奥羽為節度鎮撫巡行之際援ニ一泊値遇有大縁髪中収蔵之・・・
義経の従兄、源光家が岩手巡行の際に、良き縁に恵まれ一泊し、といった内容を記すものもあり、詳細を調べる必要がある。義経の生きていた時代から、記録されてきた札であるなら誠に貴重である。
1190年前後の時代の人物、源光家との縁が本当であるなら、縁者義経が山名家に立ち寄ったという話もうなずけよう。
箱石地区の義経伝説: 概要
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