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  • 執筆者の写真静御前歴史保存会

クラウドファンディング経過報告

鈴ヶ神社参道整備工事の様子


2022年04月28日~2022年04月28日撮影


クラウドファンディングの支援者様のご協力のもと、階段設置工事が完了しました。本当に感謝いたします。


クラウドファンディングの支援者様に、リターン品を発送しおわり、ひと段落したあと、参道の階段を設置する運びとなりました。建設業者に相談ということも考えましたが、予算が合わないのと、神社参道という神聖な領域での工事なので、これまでの自然をできるだけ傷めない方法を、川原工房㈱社長が考案し、請け負ってくれました。ステップに使ったのは自然石です。広めの石を敷きました。すべて人力での作業をしてくれました。従業員さんらは、翌日全身が筋肉痛だったと聞いています。頑張ってくれて感謝です。

出来上がった日は、4月30日。ゴールデンウイークに入り、桜の花も散り始めたころ、積雪だったのです。岩手山も早池峰山も雪をかぶって綺麗でした。

鈴ヶ神社の山は雪はあまり残っていませんでしたが、天候は真っ青に雲のない晴天でありました。

階段の設置が終わり、初めて私は昇ってみました。足の幅を広めに進める感じですが、一足一足、平らな場所に足を置けるのが、やはり楽なのですね。階段というのはこれほど体に楽なアイテムだと実感してしまいました、降りるときはなおさらそれを実感しました。つんのめる感じで、転ばないように、滑らないように要注意でしたが、足を出す先が、まっ平なので、スムーズに降りてこられました。

これは本当に画期的な気がします。大工事でもしない限り階段などできないとおもっていましたから、手作業でできたことにもびっくりでした。なにより神域内での設置でしたから、神様の意に沿う形で工事が進められたことは本当によかったです。

遠方から来られる参拝者の方にも、崖の上にどうか昇ってくださって、鈴ヶ神社の境内で、どうか神界を感じてほしいですね。上から見える山田線や閉伊川、鈴久名川、自然に囲まれた鈴ヶ神社を。

そういえば、姉が、先ごろ夢をみたのです。一之宮を設置した後の夢です。昔風の着物姿の女性、静御前様でしょう、この女性が一之宮の設置した場所に座って、正面を眺めていたそうです。御前様は時折一之宮に降りてこられるのですね。





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